「もっちり」から打ちシュリンクレザー

「もっちり」から打ちシュリンクレザー

国産「から打ち」本シュリンクレザー

DUOシリーズに使用している革は姫路産本シュリンクレザー。

シュリンクとは?
まずシュリンクというのは「縮み」を表しています。
革を鞣す際に薬品を使用して皮を収縮させシワ(シボ)を出す加工を施します。そうすることで革に細かい凹凸ができ、見た目は上品に、手触りが良く、そして傷が目立ちにくい革となります。

本シュリンクとは?
シュリンク革にはシボの凹凸を金型により型押しすることでつける方法があります。これは厳密には縮めてできるシボではありませんがよく見かけるシュリンクレザーはこの型押しシュリンクということが多いです。
型押しシュリンクは金型による刻印の為、常に均一なシボと、シボの細かさなど金型で調整することができます。
一方、本シュリンクとは、まさに縮めてできるシボをそのまま風合いとしてできた革です。シボの凹凸や細かさはバラバラで原皮や部位によってさまざまな表情があり、それを自然な風合いとして楽しめるのが特徴です。

「から打ち」とは?
「から打ち」というのは革をもみほぐし柔らかくする加工で、通常「ドラム」(皮をなめす際に使われる大きな樽のような機械※洗濯機のようにグルグル回ります)に入れ回転させることで革がもみほぐされ柔らかくなります。
さらに、もみほぐされる過程でシボができるためシュリンク加工としても用いられます。

あえて硬いヌメ革を使用
さらにこの「DUO」シリーズの本シュリンク革は、から打ち前の段階では繊維のギュッと詰まった「フルベジタブルタンニン」のヌメ革を使用しています。あえてこの硬いヌメ革を何時間もかけてドラムを回しじっくりほぐしていくのです。
そうすることで、できた革は柔らかさの中にコシがあり手触りが「モチっ」とした革になるのです。

表情が全く違う個性豊かなレザー
このように本シュリンクは皮の複雑な繊維を前面に押し出すことで革の個性をより引き出し、同じものは一つとしてない、味わい深く飽きのこないアイテムへと変えてくれます。

「DUO]シリーズはこちらから

https://cuirvelo.com/product/2905/

DUOウォレット

https://cuirvelo.com/product/2783/

DUOサコッシュ