バーテープを革にするだけでちょっとした特別感や従来のモノにはないカッコよさを演出することができます。
ですが本革を使用したバーテープには、従来のものとは違った仕様やメンテナンス方法があります。革の仕様を知ること、また適切な手入れをすることでより長く使え、より革を使う楽しさを感じることができます。
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お世話になっております!CuirVeloWeb担当の東田です (っ'ヮ'c)
今回は本革バーテープの仕様やメンテナンス方法について解説いたします!
革が故高価なバーテープ、知っておくとより愛着が湧いていきますのでぜひチェックよろしくお願いいたします!!
本革バーテープの仕様
バーテープの長さは約2m、厚みは1.6~1.8mmと厚手になっています。
本革を使用したバーテープは牛革の仕様上、革同士をつなげて1本のテープに仕上げています。そのため、どうしても「つなぎ目」が現れます。
つなぎ目のないテープを作ろうとすると、一匹の牛から数本しかとれなくなってしまいます。さらに牛にも個体差があるので小さな牛だと1本も取れないことだってありえます。さすがにそれだと商品として成り立ちません。。。そのため革をすべて短冊状にカットした後、長さのバラバラなテープを1本1本繋いでいきます。つなぎ目は段差が出ないように「斜め漉き」(革を薄くする加工)をして接着していきます。作製風景こちら↓
https://www.instagram.com/reel/C6OPv3USd3q/?igsh=MTZ2djJmaHBwd2c1Mg==
CuirVeloの本革バーテープは、つなぎ目をしっかりと接着していますのでご安心ください。ですが、あまり強く引っ張りすぎると切れてしまうことがあります。
巻く際には取り扱いに注意しましょう。
本革バーテープの巻き方
本革のバーテープと言っても巻き方は従来のモノとは変わりません。
ですが、その従来のものと比べて高価な本革バーテープ。失敗はしたくないですし、綺麗に巻きたいですよね。
コチラの動画を見ていただければ本革バーテープを綺麗に巻くことができます。
ぜひご参考ください!
本革バーテープのメンテナンス
バーテープと言っても革製品、適切なメンテナンスが必要です。革製品用のメンテナンスオイルなどを使ってひび割れなどの対策しましょう。
ですが自転車のハンドルは常に握るもの。オイルによるベタつきがあると握り心地に影響します。
レザーケアシートを使えば、べたつきも少なく革に潤いを与え、汚れやシミ対策にもなります。使用方法など詳細はコチラ↓↓↓
まとめ
仕様や取り扱いを知ることでより革の良さ、革製品を使う楽しさを感じることができます。
自転車に乗るときにいつも握るものだからこそ、大事に育てていくことが大切です。しっかりとした手入れをすることで、革もまた違った成長を見せてくれ、自分にしか出せない風合いや表情があります。
ぜひ、自分だけの1本に仕上げてみてください。