【革製品】トラッカーウォレット「Morris」を2年間使った結果…【経年変化】

【革製品】トラッカーウォレット「Morris」を2年間使った結果…【経年変化】

こんにちは!CuirVeloの東田です!

今回は少し視点を変えて「リアルな使い込みレビュー」をお送りしたいと思います。

テーマはCuirVeloのカジュアルトラッカーウォレット「Morris」の経年変化についてです。

「革財布を買うなら、どう育つのか知りたい」
「どんな深い色に育つのか気になる」

そう思われる方もいるのではないでしょうか。
今回は実際にスタッフが毎日ガシガシと約2年間使い込んだエメラルドのMorrisと新品のMorrisを比較しながら、そのリアルな姿をお見せします。

自転車に乗るときも常に持ち歩いて共に過ごしてきた相棒の現在地。
ぜひ、あなたの財布選びの参考にしてみてください!

 

イタリアンレザー「Tartufo」が魅せる、大人のエイジング

革製品の醍醐味といえば、使い込むほどに色が濃くなり、ツヤが増していく「経年変化」ですよね。ですが、CuirVeloがMorrisに採用しているイタリアンレザー「Tartufo(タルトゥーフォ)」は、一般的なヌメ革のような劇的な色の変化はしません。

「革なのに変わらないの?」と思われるかもしれませんが、これこそがこの素材を選んだ最大の理由であり、デザイナーとしてのこだわりの部分でもあります。

Tartufoは、トリュフのような美しいシボ(表面の凹凸)と、鮮やかでポップな発色が特徴のイタリアンレザーです。「自転車移動やアウトドアなどでガシガシ使ってもシミになりにくい素材を使いたい」という思いから、あえて過度なエイジングをしない、色落ちや退色に強い革を採用しています。

劇的に色が黒ずんだりすることはなく、ゆっくりと、そして確実に「あなただけの形」へと馴染んでいく。それがTartufoの魅力です。
では、実際に2年間の使用でどのような変化が起きたのか、写真を見ながら解説していきます。

 

【表面(フラップ側)の変化】


まずは正面からのビジュアルです。未使用のものは、革本来のマットな質感があり手触りはさらっとしています。シボの凹凸がくっきりと浮かび上がっています。均一で整った表情は、まさに完成されたばかりの美しさがあります。

対して2年使用したMorrisを見てみましょう。

(糸の色は使用前のものと違います。)

一番大きな変化は圧倒的なツヤ感です。
手の脂やポケットとの摩擦などにより、表面がツルっとし自然で上品な光沢が生まれています。シボの凸部分がなだらかになり、柔らかい印象になっていることが分かります。


新品時の硬い印象はなくなり、手に吸い付くようなフィット感に育ちました。色味は少し深くなった程度ですが、ツヤが出たことでより深みのあるグリーンへと熟成された印象を受けます。

 

【裏面の変化】


(撮影用のリングライトが映るほどツヤが増しています。)

ズボンのポケットやバッグの裏地と最も摩擦が起きやすい裏面は、表面よりもさらにツヤが強く出ています。

毎日自転車に乗る際、ズボンの後ろポケットにすっぽりと収めていたため、使用者の体のラインや動きに合わせて、わずかに革が反るようなクセがついています。

【フラップ裏(内装)の変化】


ホックを開けたフラップの裏側、床面(とこめん)の変化も見てみましょう。未使用時は深い緑色で新品感があり、さらっとした印象があります。2年使用したものは、硬貨や金具などによる色移りが発生しています。ここを開けるたびに「自分の道具を使っている」という愛着が湧いてきます。表からは見えない部分ですが、こうした内側の変化こそが、持ち主だけが知る経年変化の面白さでもあります。


定期的なメンテナンスは不要。ずぼらな人にも優しい相棒

革製品は手入れが面倒そう、と敬遠される方もいらっしゃるのではないでしょうか。特に自転車に乗る方やアウトドアが好きな方は、泥や汗を気にせずタフに使いたいですよね。

実は、この2年間、スタッフはこのMorrisに特別なオイルケアやクリームでの保湿を行っていません。Tartufoという革は、元々オイルを含んでおり、日々の使用で手の脂が自然と馴染んでいくため、神経質なメンテナンスは不要なのです。

面倒なケアをしなくても、写真のように美しくツヤのある状態に育ってくれました。
忙しいノマドワーカーの方や、メンテナンスに時間をかけられない方にとっても、Morrisは非常に扱いやすく、寄り添ってくれる財布だと言えます。

 

機能性と耐久性の答え合わせ

毎日使う財布として、耐久性も気になるところです。
Morrisはトラッカーウォレットの頑丈な思想を受け継ぎつつ、あえて内部にファスナーを使用しない構造を採用しています。これは、金属パーツの故障による寿命を防ぐためです。

2年間、小銭をたっぷり入れ、カードをパンパンに詰め込んで使用してきましたが、ホックのゆるみやステッチのほつれは一切ありません。ガバッと大きく開くマチの構造も健在で、レジの前での支払いのしやすさは初日から今に至るまでストレスフリーのままです。

付属のザイルロープのウォレットコードも、ハードな使用に耐え抜き、自転車走行時の落下防止に一役を買っています。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は、CuirVeloのトラッカーウォレットMorrisの2年間の経年変化をご覧いただきました。