CuirVeloの定番バッグシリーズであるDUO。
これらのバッグには帆布と姫路産牛革を使用したものがメインとなっております。
この二つの素材は、バッグの素材として高い機能性とデザイン性を発揮します。
本記事ではそんな帆布と牛革それぞれの特徴や強み、その二つの素材の機能性・デザイン性での相性の良さなどについて解説していきます!
おしゃれで機能的な帆布と牛革の魅力をたっぷりとお伝えできればと思いますので、ぜひご一読いただければと思います。
帆布とは?
帆布(はんぷ)とは、綿や麻といった天然素材を使い、平織りというシンプルな織り方で作られる、厚手でとても丈夫な生地です。その名前の由来は、昔、帆船(はんせん)の帆に使われていたことから来ています。風をしっかり受け止める帆に使われるほど、強くて長持ちする素材だということですね。
現在では、トートバッグやショルダーバッグ、エプロン、小物入れなど、日常的に使われるアイテムに幅広く使われています。特に「長く使える丈夫なものが欲しい」という方にはぴったりの素材です。
ちなみに帆布は英語で「キャンバス(canvas)」とも呼ばれます。アートの世界でもおなじみの名前。日本語よりも「キャンバス地」という表現の方が馴染みがあるという方も多いのではないでしょうか。
牛革(レザー)の魅力
牛革(レザー)は言わずと知れた、高級感のある素材。
革の製造方法は主に「タンニン鞣し」と「クロム鞣し」の二種類あり、それぞれ質感や色味などが異なります。
タンニン鞣しの牛革は使い込むほどに表面の艶や色の深みが増していく経年変化を楽しむことができる特徴があります。
クロム鞣しのレザーは、大きな経年変化こそ起こさないものの、高い耐久性を誇ります。
こうした魅力がある一方で、牛革にはいくつかの弱点もあります。とくに水に弱い性質があり、牛革を多く使用した製品は「重くなりがち」で、「お手入れに手間がかかる」という面もあります。
「帆布×レザー」最強のフュージョン
【機能面でのメリット】
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レザーの強度・高級感を要所(取っ手やフラップ)で活かせる
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帆布の軽さ・通気性がバッグ全体の使いやすさを向上させる
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水濡れに弱いレザー部分を小さくすれば耐水性もアップ
【デザイン面での相乗効果】
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ナチュラルな帆布に、レザーの光沢やラグジュアリーさがアクセントになる
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色のコントラストを楽しめる(例:生成り帆布×キャメルレザーなど)
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カジュアルさと上品さのバランスが取れる
とくに、ホワイトの帆布にブラウンやキャメルのレザーを組み合わせた製品は、あらゆるコーディネートやシチュエーションで活躍します。
お手入れ方法と長く使うコツ
帆布も牛革も使い込むほどに味が出る素材です。その独特な風合いを長く楽しむためには、最低限のお手入れが欠かせません。
帆布・牛革(レザー)のお手入れ方法や保管の仕方をサクっとご紹介。
帆布のお手入れ
・基本的に水拭きやブラッシングでOK
・汚れがひどい場合は中性洗剤を薄めて拭き取る
牛革(レザー)のお手入れ
・月定期的にレザークリームで保湿を
・水濡れに注意し、濡れたらすぐに拭き取る
帆布&革製品を長く使うコツ
・バッグの中に新聞紙などを詰めて型崩れを防止する
・高温多湿を避ける
コチラの記事で帆布&レザーのお手入れ方法を詳しくご紹介しております。
ぜひチェック!↓↓↓↓↓↓↓↓↓
革と帆布のバッグのお手入れについて|CuirVelo工房見学
CuirVeloのDUOシリーズ|帆布と牛革のDUO
バッグ
メッセンジャーポストマン
倉敷産帆布と姫路産牛革のコンビネーション。
フロントのDポケットは革を使用し、アクセントになっています。
ガバッと開く開口部で、中の荷物を見渡すことができます!
アクセサリー
DUOシリーズのカバンに取り付け可能な専用アクセサリーにも倉敷産帆布と姫路産牛革を使用しています。

メッセンジャーポストマンをはじめとしたDUOシリーズのバッグに取り付け可能な汎用おしゃれポーチ。
バッグの定位置で固定することで、中で荷物が迷子になりにくくなります!
まとめ
帆布とレザーという異素材の組み合わせは、見た目の相性だけでなく、実用面でも非常にバランスの取れた構成です。高級感がありながらも堅苦しくない。丈夫なのに軽くて使いやすい。そんな魅力が「帆布×レザー」の最大の強みです。
あなたもぜひ、この最強コンビを取り入れてみてはいかがでしょうか。