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1泊2日の出張もこれ1つ。キャリーケースを持たない「ミニマル移動」のススメ

1泊2日の出張もこれ1つ。キャリーケースを持たない「ミニマル移動」のススメ

新幹線や電車のホームを歩くとき、ガラガラとキャリーケースを引くことに少しだけうんざりしたことはありませんか? そんな方にはリュックサックでの移動をオススメします!今、スマートなビジネスシーンでは、1泊2日程度の短期出張ならキャリーケースを持たず、バックパック一つで身軽に動くミニマル移動が主流になりつつあります。 荷物を減らすことは、物理的に軽くなるだけでなく、移動のストレスを減らし、パフォーマンスを向上させるための戦略でもあります。 本記事では、キャリーケースを手放して身軽に旅するリュックサック出張のメリットと、それを実現するためのパッキング術、そしてオススメなバッグ選びについて解説します。   キャリーケースとはおさらば もちろん、3泊以上の出張や、大量の荷物が必要な場合には、キャリーケースの選択肢もあります。ですが、1泊2日~2泊3日程度であれば、その大きさはかえって足かせになりかねません。 自由な移動 キャリーケースを持たない最大のメリットは、移動の自由度です。階段を駆け上がることも、狭いバスの通路を通ることも苦になりません。エレベーター待ちの無駄な時間から解放され、乗り換えもスムーズ。このわずか数分の差が自由時間の余裕を生み出します。 コインロッカーを探す必要ナシ 出張先で無駄な時間の一つが「コインロッカーを探す時間」です。特に都心部や観光地の駅では、コインロッカーがすべて埋まっていることも珍しくありません。リュック一つなら、そのまま商談先に向かっても失礼になりませんし、カフェで仕事を始めるまでのロスタイムもなくなります。 雨の日のストレス軽減 キャリーケースにとって雨は大敵です。傘をさしながらキャリーケースを操作するのはストレスですし、地面の跳ね返りでバッグもスーツの裾も汚れます。背負うタイプのバッグなら、傘の中に体と一緒に収まりやすく、移動の快適さが格段にアップします。   1泊2日をワンバッグで乗り切るパッキング術 「バッグ一つでは荷物が入り切らないのでは?」そう不安に思う方もいるかもしれませんが、本当に必要なものを見極めれば、ビジネスリュック一つに十分収まります。ここからは、荷物を劇的に減らすミニマルパッキングのコツを伝授します。 衣類は下着&シャツのみ 荷物の中で体積を取りやすいのが衣類です。1泊2日であれば、予備のジャケットやズボンはナシでOK。着ていくセットアップを2日間着れば、替えのシャツ1枚・下着&靴下1セットずつ・インナーを圧縮袋などでコンパクトにまとめれば、空きスペースを確保することが出来ます。「何かあったら困るから」の精神で余分な荷物を持つのはナシです。最悪、必要なものはコンビニやドラッグストアで調達できます。 アメニティはホテルのものをフル活用 シャンプー、髭剃り、化粧水。これらは自宅から持っていく必要はありません。ビジネスホテルのアメニティは年々進化しています。こだわりがある基礎化粧品などを除いて、基本的には現地にあるものを使いましょう。これで化粧品ポーチも不要になります。   ミニマル出張を成功させるバッグの条件 荷物を減らしても、バッグ選びを間違えては効果が薄いです。1泊2日の出張を快適にするには、3つの条件が必要です。 条件は20L~30L前後 1泊分の着替えとPC、書類をいれるなら、20L程度の容量で十分です。これ以上大きいと、乗り物内での取り回しがしにくくなります。逆に小さすぎると、お土産などの急な荷物が増えた時に入らなくなります。マチがしっかりあるものを選びましょう。 アクセスが良いこと 移動中の新幹線や、待ち時間のカフェでさっとPCを取り出せるかどうかが重要です。少ないタッチで開口部がガバッと開くタイプのものが理想的です。 全天候型(撥水・防水)であること 時期によっては出張先の天候が読めないこともあります。突然の雨でも中身のPCや着替えを守れるよう、撥水性のある素材や、止水ファスナーが使われているものを選ぶと安心です。  ...

1泊2日の出張もこれ1つ。キャリーケースを持たない「ミニマル移動」のススメ

新幹線や電車のホームを歩くとき、ガラガラとキャリーケースを引くことに少しだけうんざりしたことはありませんか? そんな方にはリュックサックでの移動をオススメします!今、スマートなビジネスシーンでは、1泊2日程度の短期出張ならキャリーケースを持たず、バックパック一つで身軽に動くミニマル移動が主流になりつつあります。 荷物を減らすことは、物理的に軽くなるだけでなく、移動のストレスを減らし、パフォーマンスを向上させるための戦略でもあります。 本記事では、キャリーケースを手放して身軽に旅するリュックサック出張のメリットと、それを実現するためのパッキング術、そしてオススメなバッグ選びについて解説します。   キャリーケースとはおさらば もちろん、3泊以上の出張や、大量の荷物が必要な場合には、キャリーケースの選択肢もあります。ですが、1泊2日~2泊3日程度であれば、その大きさはかえって足かせになりかねません。 自由な移動 キャリーケースを持たない最大のメリットは、移動の自由度です。階段を駆け上がることも、狭いバスの通路を通ることも苦になりません。エレベーター待ちの無駄な時間から解放され、乗り換えもスムーズ。このわずか数分の差が自由時間の余裕を生み出します。 コインロッカーを探す必要ナシ 出張先で無駄な時間の一つが「コインロッカーを探す時間」です。特に都心部や観光地の駅では、コインロッカーがすべて埋まっていることも珍しくありません。リュック一つなら、そのまま商談先に向かっても失礼になりませんし、カフェで仕事を始めるまでのロスタイムもなくなります。 雨の日のストレス軽減 キャリーケースにとって雨は大敵です。傘をさしながらキャリーケースを操作するのはストレスですし、地面の跳ね返りでバッグもスーツの裾も汚れます。背負うタイプのバッグなら、傘の中に体と一緒に収まりやすく、移動の快適さが格段にアップします。   1泊2日をワンバッグで乗り切るパッキング術 「バッグ一つでは荷物が入り切らないのでは?」そう不安に思う方もいるかもしれませんが、本当に必要なものを見極めれば、ビジネスリュック一つに十分収まります。ここからは、荷物を劇的に減らすミニマルパッキングのコツを伝授します。 衣類は下着&シャツのみ 荷物の中で体積を取りやすいのが衣類です。1泊2日であれば、予備のジャケットやズボンはナシでOK。着ていくセットアップを2日間着れば、替えのシャツ1枚・下着&靴下1セットずつ・インナーを圧縮袋などでコンパクトにまとめれば、空きスペースを確保することが出来ます。「何かあったら困るから」の精神で余分な荷物を持つのはナシです。最悪、必要なものはコンビニやドラッグストアで調達できます。 アメニティはホテルのものをフル活用 シャンプー、髭剃り、化粧水。これらは自宅から持っていく必要はありません。ビジネスホテルのアメニティは年々進化しています。こだわりがある基礎化粧品などを除いて、基本的には現地にあるものを使いましょう。これで化粧品ポーチも不要になります。   ミニマル出張を成功させるバッグの条件 荷物を減らしても、バッグ選びを間違えては効果が薄いです。1泊2日の出張を快適にするには、3つの条件が必要です。 条件は20L~30L前後 1泊分の着替えとPC、書類をいれるなら、20L程度の容量で十分です。これ以上大きいと、乗り物内での取り回しがしにくくなります。逆に小さすぎると、お土産などの急な荷物が増えた時に入らなくなります。マチがしっかりあるものを選びましょう。 アクセスが良いこと 移動中の新幹線や、待ち時間のカフェでさっとPCを取り出せるかどうかが重要です。少ないタッチで開口部がガバッと開くタイプのものが理想的です。 全天候型(撥水・防水)であること 時期によっては出張先の天候が読めないこともあります。突然の雨でも中身のPCや着替えを守れるよう、撥水性のある素材や、止水ファスナーが使われているものを選ぶと安心です。  ...

急な雨でも慌てない。帆布バッグが濡れてしまった時の正しい対処法

急な雨でも慌てない。帆布バッグが濡れてしまった時の正しい対処法

「天気予報は晴れだったのに、急な通り雨に降られた」「傘をさしていたけれど、バッグの端だけびしょ濡れになった…」 通勤や外出の際、こんな経験をしたことはありませんか?丈夫さが魅力の帆布(キャンバス)バッグですが、素材は綿や麻などの天然繊維。ナイロンのように水をはじくわけではないため、濡れたまま放置すると雨シミやカビ、最悪の場合は型崩れの原因になってしまいます。 しかし、濡れてしまっても大丈夫。帆布は本来、帆船の帆に使われるほど水に強く、タフな素材です。正しい対応とケアを行えば、ダメージを最小限に抑え、むしろそれが味に変わります。 本記事では、帆布バッグが水に濡れてしまった時の対処法から、やってはいけないNG行動、そして雨の日も快適に使うための予防法までを徹底解説していきます。 雨に濡れた時の対処法 雨に濡れて帰宅した際、まず最初にやるべきことは何でしょう。慌ててドライヤーで乾かさず、落ち着いて応急処置をするべきです。 中身をすべて取り出す まず、バッグの中身を取り出しましょう。特に注意したいのが、濡れたバッグの中に革財布やスマートフォン、手帳などを入れっぱなしにすることです。湿気がこもって中身故障・変質するだけでなく、革小物の染料が濡れた帆布に移り(色移り)、とれないシミになってしまうリスクがあります。 乾いた布で「トントン」と水気を吸い取る 乾いたタオルや布を用意し、濡れた部分の水分を拭き取ります。ここで絶対にやってはいけないのがゴシゴシこすることです。濡れた帆布は繊維が膨張して柔らかくなっています。この状態で強く擦ると生地が毛羽立ったり、染料が落ちて色が薄くなったりする原因になります。 泥はねがある場合は「触らない」 もし一緒に泥が跳ねて汚れてしまっている場合、濡れているうちに拭き取ろうとするのは逆効果です。泥が繊維の奥深くまで入り込んでしまいます。泥汚れは「完全に乾いてからブラシで払い落とす」のが鉄則。この段階では泥に触れず、水分だけでケアしてください。   【乾燥工程】型崩れとカビを防ぐ干し方 水気をある程度吸い取ったら、次は乾燥です。ここでのポイントは「形を整える」ことです。 新聞紙やタオルを詰め込む 濡れた帆布は乾く過程で収縮する性質があります。そのまま放置するとシワになったり、バッグの形状が歪んでしまいます。これを防ぐために、バッグの中に丸めた新聞紙やタオルをパンパンに詰め込みましょう。詰め物は、内側から水分を吸い取ってくれると同時に、乾燥時の縮みを防ぐ型の役割を果たします。※新聞紙を使う場合、インクかバッグの内装に移る可能性があるため、白い紙やタオルの上から詰めるのがオススメです。 風通しの良い日陰で干す 直射日光は厳禁です。急激な乾燥は生地を傷め、紫外線は色あせの原因になります。必ず風通しの良い日陰を選んで干してください。サーキュレータや扇風機で遠くから風を当てるのは効果的ですが、温風は避けてください。 生乾きはカビの元 「表面が乾いたらもう大丈夫」とすぐにクローゼットにしまうのは危険です。帆布は厚手であるため、表面が乾いていても芯の部分や、生地が重なっている縫製部分は湿っていることがよくあります。このわずかな湿気がカビの原因になります。指で触って冷たくないか確認し、念の為にプラス1日は風に通しておくと安心です。   【要注意】帆布×本革コンビバッグの場合 CuirVelo(キュイベロ)のように、帆布と本革を組み合わせたバッグの場合は、より注意が必要です。一般的に、革は帆布より弱い素材です。 革部分を優先して拭く 革は水にぬれると即座に水ぶくれのようなシミになることがあります。帆布よりも先に、革部分の水分を完全に吸い取ってください。 オイルケアは乾いてから 濡れて油分が抜けた革には栄養補給が必要ですが、濡れている状態でクリームを塗るのはNGです。完全に乾いた後、デリケートクリームなどで保湿をしてあげましょう。   やってはいけない!NG行動...

急な雨でも慌てない。帆布バッグが濡れてしまった時の正しい対処法

「天気予報は晴れだったのに、急な通り雨に降られた」「傘をさしていたけれど、バッグの端だけびしょ濡れになった…」 通勤や外出の際、こんな経験をしたことはありませんか?丈夫さが魅力の帆布(キャンバス)バッグですが、素材は綿や麻などの天然繊維。ナイロンのように水をはじくわけではないため、濡れたまま放置すると雨シミやカビ、最悪の場合は型崩れの原因になってしまいます。 しかし、濡れてしまっても大丈夫。帆布は本来、帆船の帆に使われるほど水に強く、タフな素材です。正しい対応とケアを行えば、ダメージを最小限に抑え、むしろそれが味に変わります。 本記事では、帆布バッグが水に濡れてしまった時の対処法から、やってはいけないNG行動、そして雨の日も快適に使うための予防法までを徹底解説していきます。 雨に濡れた時の対処法 雨に濡れて帰宅した際、まず最初にやるべきことは何でしょう。慌ててドライヤーで乾かさず、落ち着いて応急処置をするべきです。 中身をすべて取り出す まず、バッグの中身を取り出しましょう。特に注意したいのが、濡れたバッグの中に革財布やスマートフォン、手帳などを入れっぱなしにすることです。湿気がこもって中身故障・変質するだけでなく、革小物の染料が濡れた帆布に移り(色移り)、とれないシミになってしまうリスクがあります。 乾いた布で「トントン」と水気を吸い取る 乾いたタオルや布を用意し、濡れた部分の水分を拭き取ります。ここで絶対にやってはいけないのがゴシゴシこすることです。濡れた帆布は繊維が膨張して柔らかくなっています。この状態で強く擦ると生地が毛羽立ったり、染料が落ちて色が薄くなったりする原因になります。 泥はねがある場合は「触らない」 もし一緒に泥が跳ねて汚れてしまっている場合、濡れているうちに拭き取ろうとするのは逆効果です。泥が繊維の奥深くまで入り込んでしまいます。泥汚れは「完全に乾いてからブラシで払い落とす」のが鉄則。この段階では泥に触れず、水分だけでケアしてください。   【乾燥工程】型崩れとカビを防ぐ干し方 水気をある程度吸い取ったら、次は乾燥です。ここでのポイントは「形を整える」ことです。 新聞紙やタオルを詰め込む 濡れた帆布は乾く過程で収縮する性質があります。そのまま放置するとシワになったり、バッグの形状が歪んでしまいます。これを防ぐために、バッグの中に丸めた新聞紙やタオルをパンパンに詰め込みましょう。詰め物は、内側から水分を吸い取ってくれると同時に、乾燥時の縮みを防ぐ型の役割を果たします。※新聞紙を使う場合、インクかバッグの内装に移る可能性があるため、白い紙やタオルの上から詰めるのがオススメです。 風通しの良い日陰で干す 直射日光は厳禁です。急激な乾燥は生地を傷め、紫外線は色あせの原因になります。必ず風通しの良い日陰を選んで干してください。サーキュレータや扇風機で遠くから風を当てるのは効果的ですが、温風は避けてください。 生乾きはカビの元 「表面が乾いたらもう大丈夫」とすぐにクローゼットにしまうのは危険です。帆布は厚手であるため、表面が乾いていても芯の部分や、生地が重なっている縫製部分は湿っていることがよくあります。このわずかな湿気がカビの原因になります。指で触って冷たくないか確認し、念の為にプラス1日は風に通しておくと安心です。   【要注意】帆布×本革コンビバッグの場合 CuirVelo(キュイベロ)のように、帆布と本革を組み合わせたバッグの場合は、より注意が必要です。一般的に、革は帆布より弱い素材です。 革部分を優先して拭く 革は水にぬれると即座に水ぶくれのようなシミになることがあります。帆布よりも先に、革部分の水分を完全に吸い取ってください。 オイルケアは乾いてから 濡れて油分が抜けた革には栄養補給が必要ですが、濡れている状態でクリームを塗るのはNGです。完全に乾いた後、デリケートクリームなどで保湿をしてあげましょう。   やってはいけない!NG行動...

「仕事カバンに見えない」のがイイ!ビジネスカジュアルに馴染む大人の通勤バッグ

「仕事カバンに見えない」のがイイ!ビジネスカジュアルに馴染む大人の通勤バッグ

自転車通勤やジム通い、休日のカフェ巡り。働き方や移動手段が多様化した今、仕事用と普段使い用でバッグを使い分けるのは面倒、という考え方の人も増えてきていると思います。 そんな中で求められているバッグが「スーツに合わせても子供っぽくならない」「休日のデニムスタイルに違和感なく溶け込む」そんな境界のない相棒です。 機能性はもちろん、スポーティーすぎるのは苦手。 そんな大人のワガママに応えるバッグとは?本記事では、タフな移動に耐えながら、大人の品格を損なわない通勤バッグの選び方をCuirVeloのバッグと共に紹介します。   なぜ今、「仕事カバンに見えない」バッグがイイのか ひと昔前までは、スーツにネクタイ、黒のブリーフケースがビジネスマンの定番スタイルでした。しかし、働き方の多様性とともにスタイルは変化していきました。 「キメすぎない」がカッコいい 今のビジネスファッションのトレンドは「抜け感」。ガチガチの隙のないスタイルよりも、どこかリラックスした雰囲気がある方が、余裕のある大人に見えます。そんな中で、いかにもな四角いビジネスバッグは逆に浮いてしまいます。セットアップのオフィスカジュアルやチノパン、ニットなどの柔らかい素材の服に対し、化学繊維のテカテカしたバッグは、調和しにくくなります。 「オンオフの境界線」が曖昧に 自宅やカフェでリモートワークをしたりと仕事とプライベートの境界線が曖昧な今、イカにも「仕事中です」的な雰囲気を醸し出すバッグは、オフの時間にはなじみにくくなっています。平日も休日も、同じように愛用できるデザインこそが現代のワークスタイルを彩る理想のバッグと言えます。   ビジネス&カジュアル馴染む2つのポイント どのようなバッグを選べば、現代のスタイルにフィットするのか、2つの要素を伝授。 ①素材:ペラペラのナイロンは卒業 最も重要なのが素材感です。安価なナイロンなどの化学繊維は、どうしてもスポーティさが出てしまい、大人のジャケットスタイルにはマッチしません。 そこでおすすめなのが、「風合いのある天然素材」か「上質でマットな高機能素材」です。これらの素材は落ち着いた質感を持っています。さらに、ポイントで本革があしらわれているものを選ぶことで、カジュアルな中にもビジネスに必要な上品さが生まれます。   ②形状:リュックという選択肢 「ビジネスシーンにリュックはOK?」なんて疑問は既に風化しています。両手が空き、アクティブに動けるリュック(バックパック)は、現代のビジネスシーンの最適解の一つ。ただ、いかにも登山用のような多機能すぎるデザインはNG。あくまで街中でスマートに見える、シンプルでラフすぎないシルエットのリュックを選ぶのがベター。   CuirVeloがする2つの提案 素材のコントラストを楽しむスタイル Cuirveloの牛革×帆布シリーズのバッグは、胴の部分に倉敷産の8号帆布を使用し、アクセントとして姫路産の牛革を使用しています。 天然素材特有の温かみは、コットンジャケットやニットなどの柔らかい服と相性バツグン。使い込むほどに柔らかくなじみ、経年変化を楽しめるため、道具を超えた相棒として愛着が湧いていきます。 経年変化とおしゃれを楽しみたい方向けのバッグシリーズです。   アクティブで機能性を重視したスタイル 天候を気にせずタフに使えるCORDURA®×防水牛革のリュック。高い引き裂き強度に定評のあるCORDURA®1000をベースに、鞣しの段階から防水加工を施した防水牛革を組み合わせたリュック(バックパック)を展開しています。 一般的なナイロンの7倍の強度を誇るCORDURAを使用しながらも、かぶせ蓋やフロントのDポケットにレザーを配置することで、ナイロンリュック特有のチープさを完全に取り払っています。...

「仕事カバンに見えない」のがイイ!ビジネスカジュアルに馴染む大人の通勤バッグ

自転車通勤やジム通い、休日のカフェ巡り。働き方や移動手段が多様化した今、仕事用と普段使い用でバッグを使い分けるのは面倒、という考え方の人も増えてきていると思います。 そんな中で求められているバッグが「スーツに合わせても子供っぽくならない」「休日のデニムスタイルに違和感なく溶け込む」そんな境界のない相棒です。 機能性はもちろん、スポーティーすぎるのは苦手。 そんな大人のワガママに応えるバッグとは?本記事では、タフな移動に耐えながら、大人の品格を損なわない通勤バッグの選び方をCuirVeloのバッグと共に紹介します。   なぜ今、「仕事カバンに見えない」バッグがイイのか ひと昔前までは、スーツにネクタイ、黒のブリーフケースがビジネスマンの定番スタイルでした。しかし、働き方の多様性とともにスタイルは変化していきました。 「キメすぎない」がカッコいい 今のビジネスファッションのトレンドは「抜け感」。ガチガチの隙のないスタイルよりも、どこかリラックスした雰囲気がある方が、余裕のある大人に見えます。そんな中で、いかにもな四角いビジネスバッグは逆に浮いてしまいます。セットアップのオフィスカジュアルやチノパン、ニットなどの柔らかい素材の服に対し、化学繊維のテカテカしたバッグは、調和しにくくなります。 「オンオフの境界線」が曖昧に 自宅やカフェでリモートワークをしたりと仕事とプライベートの境界線が曖昧な今、イカにも「仕事中です」的な雰囲気を醸し出すバッグは、オフの時間にはなじみにくくなっています。平日も休日も、同じように愛用できるデザインこそが現代のワークスタイルを彩る理想のバッグと言えます。   ビジネス&カジュアル馴染む2つのポイント どのようなバッグを選べば、現代のスタイルにフィットするのか、2つの要素を伝授。 ①素材:ペラペラのナイロンは卒業 最も重要なのが素材感です。安価なナイロンなどの化学繊維は、どうしてもスポーティさが出てしまい、大人のジャケットスタイルにはマッチしません。 そこでおすすめなのが、「風合いのある天然素材」か「上質でマットな高機能素材」です。これらの素材は落ち着いた質感を持っています。さらに、ポイントで本革があしらわれているものを選ぶことで、カジュアルな中にもビジネスに必要な上品さが生まれます。   ②形状:リュックという選択肢 「ビジネスシーンにリュックはOK?」なんて疑問は既に風化しています。両手が空き、アクティブに動けるリュック(バックパック)は、現代のビジネスシーンの最適解の一つ。ただ、いかにも登山用のような多機能すぎるデザインはNG。あくまで街中でスマートに見える、シンプルでラフすぎないシルエットのリュックを選ぶのがベター。   CuirVeloがする2つの提案 素材のコントラストを楽しむスタイル Cuirveloの牛革×帆布シリーズのバッグは、胴の部分に倉敷産の8号帆布を使用し、アクセントとして姫路産の牛革を使用しています。 天然素材特有の温かみは、コットンジャケットやニットなどの柔らかい服と相性バツグン。使い込むほどに柔らかくなじみ、経年変化を楽しめるため、道具を超えた相棒として愛着が湧いていきます。 経年変化とおしゃれを楽しみたい方向けのバッグシリーズです。   アクティブで機能性を重視したスタイル 天候を気にせずタフに使えるCORDURA®×防水牛革のリュック。高い引き裂き強度に定評のあるCORDURA®1000をベースに、鞣しの段階から防水加工を施した防水牛革を組み合わせたリュック(バックパック)を展開しています。 一般的なナイロンの7倍の強度を誇るCORDURAを使用しながらも、かぶせ蓋やフロントのDポケットにレザーを配置することで、ナイロンリュック特有のチープさを完全に取り払っています。...

帆布のバッグがオススメな理由 | 耐久性・風合いのバランスとは?

帆布のバッグがオススメな理由 | 耐久性・風合いのバランスとは?

バッグ選びの基準は人それぞれですが、ある一定の層に注目されている素材が帆布です。帆船の帆として使われてきた歴史をもつこの素材は、重い荷物を支え、雨風に耐えるために生まれたもの。その歴史と実用性は現代のバッグなどにも受け継がれており、カジュアルにも上品なスタイルに合わせられる魅力から、様々な層に支持されています。 本記事では、そんな帆布を使用したバッグがなぜ選ばれ続けているのか、素材の特徴や魅力を分かりやすく解説していきます。 帆布の耐久性の秘密 帆布は、綿や麻の糸を平織にした素材で、複数の糸をより合わせて使うことで高い強度を生み出しています。普段使いでの摩擦や荷物の重さに強く、雑に扱っても簡単に破れにくい作りになっています。 そのルーツは、帆船の帆に使われていたことにあります。激しい波や風に何日もさらされても破れにくい強度が求められていたため、耐久性は折り紙付きです。 また、織り目が密なほど耐久性が増していき、号数が少ないほど厚み・重さが増していきます。バッグやアウトドア用品には6~8号帆布がよく使用されます。ガシガシ使える素材という点では、帆布バッグが日常使いに向いていると言えるでしょう。   厚みの違いで選ぶ「号数」の豆知識 先述した通り、帆布には号数というものがあり、その数字が小さければ小さいほど生地が厚く・重くなるというルールがあります。逆に、数字が大きくなればなるほど薄く柔らかい生地になります。 ・11号帆布(薄手):家庭用ミシンでも縫える薄さで、エプロンや裏地、ポーチなどに使われます。「厚手のシャツ」くらいの厚みで、くたっとした柔らかい風合いが特徴です。 ・8号帆布(標準):トートバッグとしてポピュラーな厚みです。適度なハリがあり、バッグが自立する強度を持ちながらも、重すぎないという絶妙なバランスを持っています。CuirVeloの「DUOシリーズ」でも採用している、まさに王道の厚みです。 ・6号帆布(厚手):8号よりもさらに太い糸で織られており、ガッシリとした硬さがあります。地面に置いてもへこたれない頑丈さがありますが、その分重量も増します。アウトドア用の大型バッグや工具入れなどに使われることが多い素材です。   使い込むほどに味が出る”風合いの変化” 帆布はレザーと同じように、経年変化を楽しめる素材です。 使い込むほど柔らかくなり、繊維が馴染むことで手触りも変化します。日光による日焼けや折れなどによるアタリが独特の表情を生み、世界に一つだけの風合いに仕上がります。 新品のハリがある表情も魅力的ですが、長く使うほど自分だけの風合いに育っていく点にこそ、帆布の隠れた楽しみと言えます。   カジュアルにも上品にもなる、絶妙な風合い 帆布はカジュアルな素材というイメージがありますが、色味や組み合わせによっては上品な雰囲気を演出できます。 ホワイトやキナリの帆布は清潔感があり、シンプルな服装にもよくなじみます。また、ブラックやネイビーなどの濃い色の帆布はフォーマルよりのコーデにも合わせやすく、間違いない色になっています。 さらには、革との相性も良く、持ち手やポケットにレザーを組み合わせることで、よりクラシックで上質な雰囲気を醸し出すことが出来ます。 堅すぎず、ラフすぎず。この絶妙なバランスのよさこそ帆布バッグが多くの人に長く愛されている理由の一つです。   お手入れがカンタン!ガシガシ使える気軽さ 帆布バッグはメンテナンスも比較的カンタンです。 軽い汚れなら乾いた布でトントンするだけ。防水スプレーを併用すると更に使いやすくなります。汚れが気になるなら、中性洗剤を薄めて軽くたたくだけでOK。 革のような手間のかかるメンテナンスは不要で、「使いたいときに使える」気軽さがあります。   日本製の帆布...

帆布のバッグがオススメな理由 | 耐久性・風合いのバランスとは?

バッグ選びの基準は人それぞれですが、ある一定の層に注目されている素材が帆布です。帆船の帆として使われてきた歴史をもつこの素材は、重い荷物を支え、雨風に耐えるために生まれたもの。その歴史と実用性は現代のバッグなどにも受け継がれており、カジュアルにも上品なスタイルに合わせられる魅力から、様々な層に支持されています。 本記事では、そんな帆布を使用したバッグがなぜ選ばれ続けているのか、素材の特徴や魅力を分かりやすく解説していきます。 帆布の耐久性の秘密 帆布は、綿や麻の糸を平織にした素材で、複数の糸をより合わせて使うことで高い強度を生み出しています。普段使いでの摩擦や荷物の重さに強く、雑に扱っても簡単に破れにくい作りになっています。 そのルーツは、帆船の帆に使われていたことにあります。激しい波や風に何日もさらされても破れにくい強度が求められていたため、耐久性は折り紙付きです。 また、織り目が密なほど耐久性が増していき、号数が少ないほど厚み・重さが増していきます。バッグやアウトドア用品には6~8号帆布がよく使用されます。ガシガシ使える素材という点では、帆布バッグが日常使いに向いていると言えるでしょう。   厚みの違いで選ぶ「号数」の豆知識 先述した通り、帆布には号数というものがあり、その数字が小さければ小さいほど生地が厚く・重くなるというルールがあります。逆に、数字が大きくなればなるほど薄く柔らかい生地になります。 ・11号帆布(薄手):家庭用ミシンでも縫える薄さで、エプロンや裏地、ポーチなどに使われます。「厚手のシャツ」くらいの厚みで、くたっとした柔らかい風合いが特徴です。 ・8号帆布(標準):トートバッグとしてポピュラーな厚みです。適度なハリがあり、バッグが自立する強度を持ちながらも、重すぎないという絶妙なバランスを持っています。CuirVeloの「DUOシリーズ」でも採用している、まさに王道の厚みです。 ・6号帆布(厚手):8号よりもさらに太い糸で織られており、ガッシリとした硬さがあります。地面に置いてもへこたれない頑丈さがありますが、その分重量も増します。アウトドア用の大型バッグや工具入れなどに使われることが多い素材です。   使い込むほどに味が出る”風合いの変化” 帆布はレザーと同じように、経年変化を楽しめる素材です。 使い込むほど柔らかくなり、繊維が馴染むことで手触りも変化します。日光による日焼けや折れなどによるアタリが独特の表情を生み、世界に一つだけの風合いに仕上がります。 新品のハリがある表情も魅力的ですが、長く使うほど自分だけの風合いに育っていく点にこそ、帆布の隠れた楽しみと言えます。   カジュアルにも上品にもなる、絶妙な風合い 帆布はカジュアルな素材というイメージがありますが、色味や組み合わせによっては上品な雰囲気を演出できます。 ホワイトやキナリの帆布は清潔感があり、シンプルな服装にもよくなじみます。また、ブラックやネイビーなどの濃い色の帆布はフォーマルよりのコーデにも合わせやすく、間違いない色になっています。 さらには、革との相性も良く、持ち手やポケットにレザーを組み合わせることで、よりクラシックで上質な雰囲気を醸し出すことが出来ます。 堅すぎず、ラフすぎず。この絶妙なバランスのよさこそ帆布バッグが多くの人に長く愛されている理由の一つです。   お手入れがカンタン!ガシガシ使える気軽さ 帆布バッグはメンテナンスも比較的カンタンです。 軽い汚れなら乾いた布でトントンするだけ。防水スプレーを併用すると更に使いやすくなります。汚れが気になるなら、中性洗剤を薄めて軽くたたくだけでOK。 革のような手間のかかるメンテナンスは不要で、「使いたいときに使える」気軽さがあります。   日本製の帆布...

本革と合皮の違い|耐久性・風合い・コスパを比較

本革と合皮の違い|耐久性・風合い・コスパを比較

「革製品が欲しいけれど、本革と合皮、どちらを選べばいいの?」バッグや財布などを選ぶ際、このように思ったことはありませんか?一見するとよく似ている2つの素材ですが、その性質や耐久性、そしてメンテナンス方法は大きく異なります。 本革と合皮の違いとは? 比較に入る前に、本革と合皮がどういった素材か解説していきます。 本革とは? 本革(通称:天然皮革・リアルレザー)は、文字通り動物の皮をなめして防腐処理を施した素材です。牛をはじめとした動物の皮膚の構造をそのまま残しているため、高い耐久性を持っています。また、使うほどに色に深みが増したり艶が出たりする経年変化(エイジング)が大きな特徴です。   合皮とは? 合皮(合成皮革・フェイクレザー)は不織布などの布地をベースにして、その表面にポリウレタン(PU)などの樹脂をのせることで革のような質感を人工的に作り出した素材です。品質が均一で安価で大量生産できる点がメリットです。   耐久性・寿命の違い 素材を選ぶうえで気になるポイントが寿命です。 本革は繊維が密で強いため、非常に丈夫で、適切な手入れをすれば10年以上使い続けることも珍しくありません。長く使えば使うほど柔軟性が増し、前述したような経年変化を楽しむことが出来ます。 一方で、合皮の一般的な寿命は2~3年程度と言われています。特にポリウレタン素材などは水分と化学反応を起こして表面がボロボロになる「加水分解」という劣化現象が避けられません。たとえ未使用でも劣化が進んでしまうため、長期的な愛用には不向きです。 風合いとエイジング(経年変化) 革製品を持つ醍醐味ともいえる経年変化についても本革と合皮は正反対の性質を持っています。 本革の最大の魅力の一つとしてエイジングがあげられます。使いこむほどに手の油分などが染み込み、色が深く濃くなり、美しい艶が生まれます。自分のクセに合わせてシワが入ったり形が変わったりすることで、オリジナルのアイテムへと育っていきます。 一方で合皮は、基本的に経年変化をしません。購入した瞬間が最も美しい状態であり、使っていくうちに表面がひび割れたり剥がれたりして劣化していきます。均一できれいな見た目をキープできる期間はありますが、本革のように育てる楽しみはないと言えるでしょう。   コストパフォーマンスの考え方 価格についても、「高い=良い」とは一概に言えません。目的によってコスパのとらえ方が変わるからです。 本革は初期費用こそ高いものの、耐久性が高いため、一度買えば長く愛用できます。一年あたりのコストで換算すると、頻繁に買い替えるよりも実は経済的であるケースも多いです。 一方で合皮は初期費用が安く抑えられるのが最大のメリットです。トレンドのデザインをワンシーズンだけ楽しんだり、汚れたらすぐに買い替えることを前提とするなら、非常にコストパフォーマンスに優れた素材と言えます。   重さについて 素材選びで見落とされがちなのが、実際に着用したり持ち歩いたりした時の重さと快適さです。ここにも両者の大きな違いが生まれます。 まず重量についてですが、本革は繊維が密に詰まっているため、重厚感と引き換えにどうしても重くなります。しっかりとした厚みのあるレザージャケットやオールレザーのバッグは、長時間身に着けていると重さが負担になることもあります。対して合皮は、布地をベースにしているため比較的軽量です。荷物が多い日のバッグや、肩こりを気にする方のアウターとしては、合皮の軽さがメリットになります。   結局どちらを選ぶべきか ここまでの比較を踏まえると、それぞれの素材におすすめな人のタイプが見えてきます。 一つのものを長く大切に使い続けたいと考えていたり、革独特の香りや手触り、そしてエイジングを楽しみたいのであれば、迷わず本革を選ぶことがオススメです。手入れの時間を含めて、革製品を育てる喜びを味わえます。...

本革と合皮の違い|耐久性・風合い・コスパを比較

「革製品が欲しいけれど、本革と合皮、どちらを選べばいいの?」バッグや財布などを選ぶ際、このように思ったことはありませんか?一見するとよく似ている2つの素材ですが、その性質や耐久性、そしてメンテナンス方法は大きく異なります。 本革と合皮の違いとは? 比較に入る前に、本革と合皮がどういった素材か解説していきます。 本革とは? 本革(通称:天然皮革・リアルレザー)は、文字通り動物の皮をなめして防腐処理を施した素材です。牛をはじめとした動物の皮膚の構造をそのまま残しているため、高い耐久性を持っています。また、使うほどに色に深みが増したり艶が出たりする経年変化(エイジング)が大きな特徴です。   合皮とは? 合皮(合成皮革・フェイクレザー)は不織布などの布地をベースにして、その表面にポリウレタン(PU)などの樹脂をのせることで革のような質感を人工的に作り出した素材です。品質が均一で安価で大量生産できる点がメリットです。   耐久性・寿命の違い 素材を選ぶうえで気になるポイントが寿命です。 本革は繊維が密で強いため、非常に丈夫で、適切な手入れをすれば10年以上使い続けることも珍しくありません。長く使えば使うほど柔軟性が増し、前述したような経年変化を楽しむことが出来ます。 一方で、合皮の一般的な寿命は2~3年程度と言われています。特にポリウレタン素材などは水分と化学反応を起こして表面がボロボロになる「加水分解」という劣化現象が避けられません。たとえ未使用でも劣化が進んでしまうため、長期的な愛用には不向きです。 風合いとエイジング(経年変化) 革製品を持つ醍醐味ともいえる経年変化についても本革と合皮は正反対の性質を持っています。 本革の最大の魅力の一つとしてエイジングがあげられます。使いこむほどに手の油分などが染み込み、色が深く濃くなり、美しい艶が生まれます。自分のクセに合わせてシワが入ったり形が変わったりすることで、オリジナルのアイテムへと育っていきます。 一方で合皮は、基本的に経年変化をしません。購入した瞬間が最も美しい状態であり、使っていくうちに表面がひび割れたり剥がれたりして劣化していきます。均一できれいな見た目をキープできる期間はありますが、本革のように育てる楽しみはないと言えるでしょう。   コストパフォーマンスの考え方 価格についても、「高い=良い」とは一概に言えません。目的によってコスパのとらえ方が変わるからです。 本革は初期費用こそ高いものの、耐久性が高いため、一度買えば長く愛用できます。一年あたりのコストで換算すると、頻繁に買い替えるよりも実は経済的であるケースも多いです。 一方で合皮は初期費用が安く抑えられるのが最大のメリットです。トレンドのデザインをワンシーズンだけ楽しんだり、汚れたらすぐに買い替えることを前提とするなら、非常にコストパフォーマンスに優れた素材と言えます。   重さについて 素材選びで見落とされがちなのが、実際に着用したり持ち歩いたりした時の重さと快適さです。ここにも両者の大きな違いが生まれます。 まず重量についてですが、本革は繊維が密に詰まっているため、重厚感と引き換えにどうしても重くなります。しっかりとした厚みのあるレザージャケットやオールレザーのバッグは、長時間身に着けていると重さが負担になることもあります。対して合皮は、布地をベースにしているため比較的軽量です。荷物が多い日のバッグや、肩こりを気にする方のアウターとしては、合皮の軽さがメリットになります。   結局どちらを選ぶべきか ここまでの比較を踏まえると、それぞれの素材におすすめな人のタイプが見えてきます。 一つのものを長く大切に使い続けたいと考えていたり、革独特の香りや手触り、そしてエイジングを楽しみたいのであれば、迷わず本革を選ぶことがオススメです。手入れの時間を含めて、革製品を育てる喜びを味わえます。...

どれだけ入る?バッグの容量のリアルな比較 | 失敗しないサイズ選びのポイント

どれだけ入る?バッグの容量のリアルな比較 | 失敗しないサイズ選びのポイント

バッグを選ぶとき、多くの人が最初にチェックするのが「デザイン」や「素材」。しかし実際には「どれだけ入るか」という収納力こそ、毎日の快適さを左右する大事なポイントです。ですが、バッグの容量表記を見たところで「〇〇リットルと言われても、実際にどれくらいの荷物が入るの?」とピンとこない方も少なくないはずです。 そこで今回は、バッグの容量の基本から、容量ごとに「実際にどれだけ入るか」のイメージを分かりやすく比較し、最後に用途別のおすすめ容量まで解説します。   バッグ容量の「リットル」とは? まず知っておきたいのが、バッグ容量の基本。一般的にバッグの容量は「L(リットル)」で表されます。これは水の容量と同じで、バッグの中にどれだけの体積のものが入るかという目安です。 例えば、バッグの縦×横×奥行き(マチ)を掛けて1,000で割ると大体の容量が算出できます。ただ、これはあくまで数字上の計算です。 実際には ・バッグが丸みを帯びている ・内部に仕切りやポケットが多い ・開口部が狭い ・素材が柔らかすぎる・硬すぎる といった要素で「同じリットル表記でも収納しやすさが大きく変わる」点には注意が必要です。バッグの容量は数字だけでは判断しないことが大切です。 容量別「何がどれだけ入る?」リアル収納イメージ では、具体的に容量ごとにどんな荷物が入るかを見ていきましょう。数字だけでは分かりにくい部分を、生活イメージと照らし合わせながら紹介します。 ●10~15L:身軽なお出かけにぴったり 小さめのデイリー用バッグや、女性向けのコンパクトトートがこの容量帯。入るものの目安は ・財布 ・スマホ ・鍵 ・小さめのポーチ ・500mlのペットボトル 必要最低限を軽く持ち歩きたい日、身軽に外出したいときに最適です。旅行用のサブバッグとしても人気の容量。   ●20~25L:通勤・通学「ちょうどいい」サイズ 一般的な通勤バッグで最も選ばれるのがこのサイズ。収納できるものは、 ・13~15インチまでのノートPC ・A4サイズの書類やファイル ・折り畳み傘 ・水筒 ・お弁当...

どれだけ入る?バッグの容量のリアルな比較 | 失敗しないサイズ選びのポイント

バッグを選ぶとき、多くの人が最初にチェックするのが「デザイン」や「素材」。しかし実際には「どれだけ入るか」という収納力こそ、毎日の快適さを左右する大事なポイントです。ですが、バッグの容量表記を見たところで「〇〇リットルと言われても、実際にどれくらいの荷物が入るの?」とピンとこない方も少なくないはずです。 そこで今回は、バッグの容量の基本から、容量ごとに「実際にどれだけ入るか」のイメージを分かりやすく比較し、最後に用途別のおすすめ容量まで解説します。   バッグ容量の「リットル」とは? まず知っておきたいのが、バッグ容量の基本。一般的にバッグの容量は「L(リットル)」で表されます。これは水の容量と同じで、バッグの中にどれだけの体積のものが入るかという目安です。 例えば、バッグの縦×横×奥行き(マチ)を掛けて1,000で割ると大体の容量が算出できます。ただ、これはあくまで数字上の計算です。 実際には ・バッグが丸みを帯びている ・内部に仕切りやポケットが多い ・開口部が狭い ・素材が柔らかすぎる・硬すぎる といった要素で「同じリットル表記でも収納しやすさが大きく変わる」点には注意が必要です。バッグの容量は数字だけでは判断しないことが大切です。 容量別「何がどれだけ入る?」リアル収納イメージ では、具体的に容量ごとにどんな荷物が入るかを見ていきましょう。数字だけでは分かりにくい部分を、生活イメージと照らし合わせながら紹介します。 ●10~15L:身軽なお出かけにぴったり 小さめのデイリー用バッグや、女性向けのコンパクトトートがこの容量帯。入るものの目安は ・財布 ・スマホ ・鍵 ・小さめのポーチ ・500mlのペットボトル 必要最低限を軽く持ち歩きたい日、身軽に外出したいときに最適です。旅行用のサブバッグとしても人気の容量。   ●20~25L:通勤・通学「ちょうどいい」サイズ 一般的な通勤バッグで最も選ばれるのがこのサイズ。収納できるものは、 ・13~15インチまでのノートPC ・A4サイズの書類やファイル ・折り畳み傘 ・水筒 ・お弁当...